小須戸地域では、2013年から、全国公募で選ばれたアーティストが地域に滞在し、地域資源の調査や創作活動に取り組むAIR(Artist In
Residence:アーティスト・イン・レジデンス)事業を行っています。
プロジェクト開始から10年目を迎えた今年も、新たに3名が地域を訪れ、昨年度リサーチを行った1名も加えた計4名のアーティストが
それぞれの視点で地域のリサーチ・作品制作を実施しました。この度、リサーチの記録や、その成果として制作された作品の展示を行います。
参加アーティスト
■中村 岳
ぼくの作品は彫刻ではない。空中に自由に絵を描きたいと思い作品を作る。空中をキャンバスに見
立てて、縦横無尽に絵を描く。絵描きは常に絵画の支持体を意識しており、枠組みで切り取って空間
を認識している。立体物を実体として見ているよりも、平面として脳内変換している。
作品写真:遡及空間
■長谷部 勇人
名古屋造形大学大学院修了。
地域の特色や素材を活かした自作楽器を制作しています。ジョージア工科大学のGuthman Musical Instrument Competition 2014でMost Unusual Instrumentを受賞。
作品写真:Deer Calling
※昨年度「リサーチ」参加の成果発表
■藤田 将弥
作曲家、サウンドアーティスト、サウンドパフォーマンマー。音楽+αの表現での制作を行う。愛知県立芸術大学にて修士号、Royal Conservatory DenHague にてArtistCertificate を取得。
作品写真:作品写真:"It,s Automatic" for two Recorders
■三本木 歓
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。場所のもつ固有の文脈や空間的な特質、既存のイメージ等を主題に多様な手法で作品制作を行う。第28 回日本建築学会優秀修士論文賞受賞。
作品写真:船窪トポリサイタル
※「リサーチ」での参加
EXHIBITION MAP 作品展示会場
イベントスケジュール
10/8(sat) 作品解説 & パフォーマンス
10 時~ オリジナルギター演奏(約10分、長谷部 勇人)@町屋ラボ
11 時~ 作品解説とパフォーマンス(約5分、藤田 将弥)@町屋ギャラリー薩摩屋
12 時~ 作品解説(中村 岳)@うららこすど
14 時~ 作品解説とパフォーマンス(約5分、藤田 将弥)@町屋ギャラリー薩摩屋
※参加無料・申込不要。当日直接会場へ。ただし、混雑する場合はお待ちいただくことがあります。
※会場移動は各自でお願いします。町屋ギャラリー薩摩屋からうららこすどへは自動車の利用をお勧めします。
11/6(sun)
藤田将弥「無極の回遊」 作品解説とパフォーマンス
11時~、14時~ 作品解説とパフォーマンス(約5分、藤田 将弥)@町屋ギャラリー薩摩屋
※参加無料・申込不要。当日直接会場へ。ただし、混雑する場合はお待ちいただくことがあります。
南条嘉毅 小須戸式土器を作ろう!WS
2022年11月6日(日) 13時~14時30分(レクチャー、土器の整形)
14時30分~16時30分(土器の野焼き)
会場:町屋ラボ(新潟市秋葉区小須戸3668)
内容:アーティストと一緒に、野焼き用の粘土を使って
自由に“小須戸式土器”を整形し、晴れていたら土器の野焼きを体験します!
講師:南条 嘉毅 氏(美術家、水と土の芸術祭2012、小須戸ARTプロジェクト2015、2018参加作家)
参加費:1000円(材料費(粘土や炭代)など、当日支払い)
定員:先着10名
申込:kosudo.art@gmail.com まで
主催:小須戸ARTプロジェクト実行委員会
<注意事項:必ずご確認ください!>
※粘土を使うので、汚れても良い服装でご参加ください。
※雨天の場合は野焼きができませんので、後日野焼きを行い、土器をお渡しします。
※野焼きでの土器の焼成は難しく、土器が割れてしまう場合もあります。予めご了承ください。
新型コロナウイルス感染症対策について
この催しは新潟市文化芸術活動の実施に関する新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインに沿って運営します。作品の観覧やイベントへの参加にあたっては、正しいマスクの着用、手指消毒の徹底や、会場における来場者名簿の記入など、感染症対策にご協力ください。咳や発熱、のどの痛みなど、少しでも体調不良がある場合は、ご来場をご遠慮ください。
イベント開催時のチェックリストはこちら
主催:小須戸ART プロジェクト実行委員会
助成:公益財団法人内田エネルギー科学振興財団
協力:花とみどりのシンボルゾーン管理組合、小須戸コミュニティ協議会、(株)新発田屋