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この町に、アートがあること

全国各地で芸術祭やアートイベントが多数開催される中、新潟市では今年「水と土の芸術祭2018」が行われます。

市内各地にアート作品が展示される「アートプロジェクト」に加え、市民主体で実施する「市民プロジェクト」も芸術祭の特色の一つとして注目されています。

小須戸地区では水と土の芸術祭2012 をきっかけに、薩摩屋ARTプロジェクト2013、2014年以降は小須戸ARTプロジェクトを毎年開催してきました。これまでに多くのアーティストが地域に関わり、今年もプロジェクトが行われることになりました。

この町に、アートがあること。それは一時的なイベント、一過性のブームなのでしょうか。

3 つのプロジェクトを通じて、地域とアートの関わり方をご覧いただければと思います。

会期 2018年7月14日(土)~10月8日(月・祝) ※鑑賞可能日時は会場により異なる

会場:町屋ギャラリー薩摩屋、町屋ラボ、町屋カフェわかば、栄森酒店、CAFE GEORG、うららこすど、かまくらや、砂井時計店、浜屋

主催:小須戸コミュニティ協議会(薩摩屋企画委員会)

小須戸ARTプロジェクト2018

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町屋ラボ

小須戸本町通り沿いの空き家の町屋「旧古川邸」(新潟市秋葉区小須戸3668)の建物を住民と作家とによるDIYで改装し、「町屋ラボ」として、プロジェクト実施にあたっての参加作家の制作スペース・滞在施設として活用を図る。

建物を利用した作品展示を行うほか、参加作家が地域にいる時期には制作の様子を公開するオープンアトリエを開催。また、プロジェクト実施後も継続して活用を図る予定。

 

(招聘作家:南条嘉毅、制作・展示会場:旧古川邸(新潟市秋葉区小須戸3668))

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小須戸の看板娘

歴史を色濃く今に伝える小須戸の商店街も時代の流れとともに新陳代謝を繰り返し老舗と新興の店舗が入り交じりながら変化をし続けている。それでも今も昔も変わらないのが人々を迎える看板娘達の笑顔だ。それは世代を越えて小須戸を支える活気をもたらしている。

​今回、作家が小須戸と関わりながら出会った看板娘達のもてなしの笑顔を大画面(200㎝×125㎝)に描き、脈々と受け継がれる小須戸の息吹を伝える作品を制作する。

 

(招聘作家:飯沢康輔、展示会場:町屋ギャラリー薩摩屋(新潟市秋葉区小須戸3394))

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八百万シリーズ

使い古された道具が神様になる町、小須戸。

 

日本古来の「八百万の神」の概念に基づき、各家庭に残る役目を終えた道具や機械、新しいものや現役で正常に作動するものは使わず、長年使用して壊れてしまった部品や捨てられたもの、ジャンク品などを素材とし、その過程でその道具がどのように使われていたか、その過程のエピソードなどを踏まえて作品化し展示する。


(招聘作家:鮫島弓起雄、展示会場:町屋カフェわかば、CAFE GEORG、栄森酒店、砂井時計店、かまくらや、浜屋)

町屋ラボ/南条嘉毅

町屋ラボ

小須戸の看板娘/飯沢康輔

小須戸の看板娘

八百万シリーズ/鮫島弓起雄

八百万シリーズ

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